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【更新情報&日記】を名乗るネタ帳
はい、物の見事に更新逃した管理人です。
いやー、今日が金曜29の日って言うのは分かってたんだけど……
ぶっちゃけ小ネタしか思いつかなかったというか何というか……
というよりもオリジナル設定のサポメンネタ。あればっかり。
つーわけで年に1度あるかないかのキン肉マンの日。
小ネタ集は続きから!つか2個しかなくてゴメンナサイ!!
……あ、名前変換無いけど気にしないでいられる方のみどうぞ!

オリジナル設定 サポートメントセンター関係小ネタ

サポメンにいらっしゃい☆

 

1、面接

自動ドアがゆっくりと開く。
学校帰り、母の仕事を手伝いに来たアンはフロントに足を踏み入れ、
いつも優しく微笑んで出迎えてくれる母の姿を探した。
しかし、休憩中なのか彼女の姿はない。


(おっかしーなぁ、いつもならこの時間受付にいるのに……)


頭を掻きながら、受付をスルー。
スタッフ専用の通路前まで行くと、そばにあった認証システムをクリア。中に入る。2階に上がり、廊下を歩いて、私服に着替えるため休憩室に向かった。
……と、休憩室に近付くにつれ、声が聞こえてきた。


「……じゃあ、……は…………ですか?」
「わ……の特技………いで………だ」
「はい……じゃあこれで…………ですね」


母と、知らない男の声。
話の内容はわからないが、声色は真剣なようだ。
休憩室に着いた頃には会話も終り、アンはそーっと部屋の中を覗いた。
しかし、母はすぐ視線に感付きアンに優しく話しかけた。


「あら、アンちゃん。ちょうどよかったわ。今、面接終わったのよ。
 それとうちのスタッフとして新しく働いてくれる人が決まったの」
「新しい……スタッフ?」


首を傾げ、アンはその面接相手を見る。
……が、見た瞬間に激しい頭痛と驚愕としか言い様のない感情で
表情やら動きやらが凍りついた。
そこに座っているのは、かつてある人の写真で見た事がある人物。
……しかも、数十年前に撮ったというその写真と、
全くと言っていいほど変わっていないその姿。


「妾がこれからここで働くことになった、ミスターカーメンだ。よろしく頼むぞ?」

「生ける伝説超人(リビングレジェンド)ーーーーーッ!!」


なぜこんなところに働きに来たんですか。
ファラオって職業じゃないんですか。
思わず思考回路もぶっ飛びそうになる。
いろいろとツッ込みたい所をあえて我慢し、
アンは冷静を装いつつカーメンと対峙した。


「いくらなんでも無茶ありすぎるよご老体。
 ここの仕事は意外とハードな肉体労働ばっかですよ?」

「ご老体とはなんだ!妾は今年で3535歳
 ナウでヤングな現役悪魔超人だぞッ!!

「無駄に語呂いいなおい。それに今はそんな言葉使わないって。
 ……でも、一体何でうちで働こうなんて……」


更に痛む頭を押さえ、アンは母を見た。
相も変わらず微笑みを崩さないで「楽しそうね~」なぞ言う様はまさに天然。
アンは悟った。……駄目だ、あたししかツッコミがいない!!と。
肩を落とし落ち込むアンに、カーメンが追撃をかけるように語り出した。


「実は……最近我々悪行超人の経営するテーマパーク、
 ジェネラルランドが倒産寸前まで傾いていてな……」

「遊園地経営してるのか、悪行超人」

「妾もそこで占いの館を開いていたのだが客が来ない来ない……」

だろうね。てか何のためにわざわざにテーマパークつくったんだよ」

「このままじゃ生活費も危ういのでここで働くことにしたのだ」

「予想以上にリアルな理由だね」


ジト目でカーメンを見つめるアン。
さすがに生活費かかってるならしょうがないかな……など思いつつも、
やはり悪魔は悪魔、完全に信用できないところもある。
ここは様子を見るべきか。
そんな決断がアンの中で下された。
どこか呆れた表情をカーメンに向けると、アンは手を差し出した。


「ま、しょうがないわね。よろしくカーメンさん。
 ……でも、力仕事とか平気ですか?」

「安心してくれ。妾は占いが得意だからな。
 この力を利用して客達に一番適したトレーニングメニューをつくってやるつもりだ」

「うっわ、予想以上に便利だわ」


こうしてその日。
ミスターカーメンは超人サポートメントセンターの正式なスタッフになった。

 

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ジェネラルランドは富士の裾野に広がる夢と希望のテーマパーク。
名物はアップダウンの激しい「魔雲天コースター」と
トリッキーな動きが特徴の「サンシャイン地獄巡りコースター」
また、イベントブースでは魔界の王子アシュラマンとの握手会も開かれています。
さあ、みんなも富士の裾野で、アシュラマンと握手ッ!!
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2、潜入

超人サポートメントセンター。
超人の手助けをしたいという、そんな人間達によって構成された組織。
ここに通う正義超人も数知れず、中には伝説超人もいるという。

『お前に与える任務は、そのサポートメントセンターに潜入し、
 正義超人共の弱点を掴んでくる事だ』

あの方は言った。
この任務が成功した後、正義超人たちを一斉攻撃すると。
そしてこの任務は自分にしかできないと。
「信頼されてる」それが嬉しかった。
だからこそ俺は今、この任務を遂行しよう。
それがあの方への、恩返しとなるのだから…………

 

 

「……というわけで、ここで働きたいんだゲッパ」

「いきなり潜入台無しにしてるよこの子!!!」


サポメンフロント、珍しく受付を担当していたアンは目の前の人物に思わずツッ込んだ。
目の前……そう、かつては悪魔の種子(デーモンシード)の一人として名を馳せ、
アイドル超人軍の一人、ハンゾウと死闘を繰り広げたあの男(?)
ゲッパーランドが目の前に立っていた。
突然やってきてここで働きたいと言いだした物だから、
驚いてその理由を聞いてみたところ、一から十までしっかりと潜入計画を話してくれた。

そのふざけているような顔を見ていると別に理由もなく苛立ってくる。


「だいたい、あんたスパイって自分から言ってるし。
 そんなやつをうちで働かせるわけにはいかないわ」

「なっ……酷いゲパ~っ。
 俺は少しでも役に立ちたいんだゲッパ~~っ」

「将軍の、でしょ!
 それにさ、悪魔の種子がいたらお客さん逃げちゃうし」


それもそうである。
基本このサポートメントセンターの利用者は超人だが、
中にはかつてのジェロニモのように超人に憧れて強くなろうとする人もいる。
流石に超人相手は無理だが、人間のプロでは通用できるくらいまではセンターでサポートするのだ。
そういった客も来る中に突然こののっぺりフェイスがあったらどうだろうか。
……客は一目散と逃げていってしまうだろう。
しかし、その意を理解していないのだろうか。ゲッパーは依然笑顔を崩さない。


「安心するゲッパ、さすがに俺も馬鹿じゃない。
 こんなこともあろうかと将軍様にこれをもらってきたんだゲッパ~♪」

「それって……ジェネラルストーン?」

「そうだ。これを使えば……」

ゲッパーは自らの胸にその通称蠱惑の宝石を押し当てた。
同時に、ゲッパーの体が薄い光に包まれる。


「俺の精神に合わせて」


少しずつ、身体が変化し、背が低くなっていく。


「姿形が人間そっくりに…………」

「おおおっ!」


みるみるゲッパーの体は人間そっくりになった。
のっぺりとした頭部は柔らかく白い肌に、髪も癖毛気味で薄緑色の短髪に。
……そして、その体躯も超人とは別段違う、肉付きの少ない体に……


「なるんだゲッパーー!!」

「ちっさ!!!!」


気がつけばゲッパーはアンの腰ほどまでの高さにまで縮み、
年齢的にも子供としか言えないくらいになっていた。
大きなくりくりの瞳、牙のちらつく口元、実年齢いくつか忘れてしまうような愛くるしさ。
元の姿の残滓など、額に生えた青黒い角と耳の代わりに生えているヒレのような物しかない。

…………精神年齢、どんだけ低かったんだよ!!!

アンは思わず心の中でツッ込んだ。
しかし、当の本人全く気にしてない模様。


「どーだゲッパ?この姿はまさしく人間っ!」

「いやいやいやいや、その前にいろいろツッこむべき所あるでしょ!?」

「な……何だって!?俺はこんなに人間らしくなったのに、まだ足りないのかッ!?」

「足りないって言うか、
 さっきまであたしを見下ろしていたのに今見上げて話してる事に対して気にしろッ!」


精神年齢というよりも、おつむが足りないようだ。
アンは少しずつ頭が痛くなってきた。
と、その騒ぎを聞きつけたのかアンの母親が姿を見せる。
「なにがあったの~?」と相変わらずのぽやぽやオーラを放つ母親に
アンはゲッパーを抱えて事情を説明した。
ちまっこいがこいつは悪行超人ゲッパーランドであり、スパイであること。
正義超人の弱点を探り、ゆくゆくは悪行超人で一斉攻撃をも仕掛ける計画があること。
終始相槌をうちながら、母親は真面目に話を聞いていた。
が、


「あら、うちは正義も悪行も関係ないわよ?超人さんなら誰でも受け入れるのがモットー。
 悪い人でもスパイさんでも、誰だって大歓迎なんだから~~」

「そーゲパ!?オレ、ここで働いてもいいんだゲッパー?」

「ええ、もちろんよぉ」

「ママ!?」


やんわりと笑顔を向けて、ゲッパーの頭をなでる母。
端から見たら「おつかいちゃんと行けたの?いい子ね~~」と子どもを誉める母親同然だ。
絶対に信じてない……!とアンは確信した。
が、ゲッパーの方も撫でられたのが嬉しいのか、目を細めておとなしく撫でられている。
今思えば、かつては人に虐げられていたゲッパー。人の優しさに触れたのはハンゾウとの戦いが初めてなのかもしれない。
(もしかしたら、洗脳できるかも……)
アンの中で何かが囁いた。


「わかった。働いていいわ」

「ホントに?やったゲッパー!」

「ただし悪い事したら即つまみ出すからね」

「リョーカイゲッパー。オレ、イッショーケンメー頑張るゲッパー!」


こうして新たに従業員は増えた。
ゲッパーランド、潜入成功……?


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超人サポートメントセンターのモットーは『どんな超人でも大事なお客様』
正義だろうが悪行だろうが超人は誰でも受け入れるすてきな施設。
スタッフはその人にもっとも適した職を与えられ、快適な職場で働けます。
また、超人スタッフはスパーリングパートナーや力仕事が多いです。
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